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浦頭引揚記念平和公園 引揚記念資料館

引揚船の過酷な記憶を後世に伝える

1945年の太平洋戦争の終結に伴い、引揚船に乗って数多くの人々が佐世保港の浦頭の地に帰国してきました。その過酷な記憶をとどめ、平和への願いを込めて整備された公園の中に資料館が設置されています。終戦後、海外から引揚げてきた人は約629万人にものぼります。佐世保港には、同年10月に米軍の舟艇で、済州島から日本陸軍の軍人9,997人が帰国してきたのを始まりとし、以降1950年4月までに中国や東南アジアなどからの引揚船1,216隻が入港し、軍関係者や一般の人々など約140万人が厳しい環境を生き抜きたどり着きました。引揚げてきた人々は、佐世保引揚援護局検疫所での検疫をへて、佐世保引揚援護局(元針尾海兵団、現在のハウステンボス付近)へ移され、数日の滞在の後、南風崎駅から全国各地へと戻っていきました。資料館は、この悲惨な引揚げ体験を後世の人々に伝えるため全国からの募金をもとに建設されたものです。また、公園内には、壱岐出身の彫刻家・小金丸幾久による女神像が設置されています。

開館時間9:00?18:00(11月?3月は17:00まで)
休館日年末年始(12/30?1/3)
観覧料無料
アクセスJR佐世保駅から西肥バス「西海橋」行き(約40分)「浦頭」下車。
JR佐世保駅から車で約30分。
駐車場無料
その他障害者用トイレ、スロープ、エレベーター、車椅子貸出、ベビーカー貸出、授乳室
住所〒859-3454 佐世保市針尾北町824番地
電話・FAX番号TEL 0956-58-2561
ホームページ http://www.city.sasebo.nagasaki.jp/www/contents/1216103033947/index.html