ながさき歴史文化ネット

ふれあいと発見の連続。動植物の未体験ゾーン

長崎バイオパークでは、檻の中の動物を見る「標本展示」ではなく、動物たちが生活している本来の生態系に近い環境の中で自由に暮らす「生態展示」の方式で動物たちが紹介されています。訪れる私たちが動物たちが暮らす環境の中に入り込んで、動物たちの生活の一部を体感しながら、動物たちに触れたり、園内で販売されるエサをあげたりも出来る、動物たちとのコミュニケーションを大切にした施設となっています。これは、わたしたち人間も地球上の生物の生態系の一員であるとの理念のもと、自然の法則に従って、動物たちをはじめ、草や木や小さな虫も、それぞれが役割を持って共存しバランスよく生きている調和のあり方とその尊さを伝えることを目指したものです。30万?の敷地の園内は回遊式になっており、野外には岩山や丘そして池などが設けられ、それぞれの場所にラマやフラミンゴ、レッサーパンダ、カピバラ、カバなどが生活しています。また植物園「フラワードーム」やアマゾン川に生息する熱帯魚を紹介する「アマゾン館」などの屋内施設もあります。