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長崎大学薬学部 お薬の歴史資料館

東西のくすりの歴史を知る

長崎大学薬学部では、2000年の日蘭交流400周年記念事業として、出島を窓口とする長崎薬学史の調査研究が行なわれ、「出島のくすり」展の開催および『出島のくすり』、『出島の科学』の刊行がなされました。その成果を公開し、また薬学部に所蔵される資料と1865年創業の片峰薬局(長崎市)から寄贈を受けた《百味箪笥》などの貴重な歴史的資料を核とした「お薬の歴史博物館」が2006年に開設されています。中には、日本薬局方草案の原書とされる『オランダ薬局方』(1871年)、漢方の古典『本草綱目』などの書籍に加え、犀角などの生薬の材料などの資料が展示されています。また、隣接する柏葉会館内にも分散して資料が展示されており、構内にはシーボルトが日本から持ち帰った植物も里帰りして植えられているシーボルト記念植物園がある附属薬用植物園(平日8:30?17:30)も設けられています。

開館時間薬学部講義棟1F事務室に連絡のうえ入場
休館日土・日曜、祝日、年末年始、夏季休業中(毎年8月13日?15日頃)
観覧料無料
アクセス路面電車「長崎大学前」電停下車徒歩3分。
JR長崎駅前から長崎バス乗車(1番系統「溝川」「上床」「上横尾」行き)「長崎大学前」バス停下車徒歩3分。
駐車場無し
住所〒852-8521 長崎県長崎市文教町1-14 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科(薬学部講義棟2F)
電話・FAX番号TEL 095-819-2413 FAX 095-819-2412
ホームページ http://www.ph.nagasaki-u.ac.jp/history/museum/index.html