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奇蹟の芸術都市バルセロナ展

ルマー・リベラ《夜会のあとで》1894年頃  カタルーニャ美術館蔵 © Museu Nacional d’Art de Catalunya, Barcelona (2019) サンティアゴ・ルシニョル《青い中庭》1892年頃 ムンサラット美術館蔵 © Museu de Montserrat. Donated by Josep Sala Ardiz

ガウディ、ピカソ、ミロ、ダリ――美の巨星たちを育んだカタルーニャの煌めき

 スペイン・カタルーニャ自治州の州都であり、地中海に面した港湾都市であるバルセロナは、古代に遡る豊かな歴史と、19世紀に産業革命を経験したことによる経済・文化面の先進性とをあわせ持つ世界有数の国際都市です。また、この都市は芸術・食・スポーツなど様々な点で世界中の人々を惹きつけてきました。本展では、その魅力の源泉を探るべく、バルセロナの近代化を促進させた都市計画の誕生(1859年)からスペイン内戦(1936-39年)に至るまで、約80年間に生み出された芸術文化を辿ります。
 アントニ・ガウディをはじめドゥメナク・イ・ムンタネー、プッチ・イ・カダファルクなど、バルセロナの魅力を語るに欠かすことのできない偉大な建築家たちの仕事はもとより、ラモン・カザス、サンティアゴ・ルシニョル、パブロ・ピカソ、ジュアン・ミロ、サルバドール・ダリら、カタルーニャが育んだ巨匠たちの作品を多数展示します。絵画を中心に彫刻・家具・宝飾品・図面など多様なジャンルの作品約150点が並ぶ本展は、当時のカタルーニャに花開き咲き誇った芸術の精華を存分に味わって頂けるまたとない機会です。綺羅星のごとく並ぶ美術界きってのスターたちの共演をお楽しみください。

●関連企画
特別講座「パリへの憧憬と近代カタルーニャ絵画の巨匠たち」

日時|5月12日(日) 11:00?12:30(10:30開場)
会場|ホール
講師|木下亮(本展監修者、昭和女子大学教授)
定員|先着100名
参加費|無料


連続セミナー「芸術都市バルセロナの魅力」
多数の大芸術家を生んだ芸術の都バルセロナ。その魅力に迫るべく、展覧会内容を詳しく解説する連続講座を開催いたします。

日程/テーマ|
4月14日(日)「都市の拡張とバルセロナ万博」
4月21日(日)「国際都市バルセロナの光と影」
5月19日(日)「四匹の猫と若きピカソの芸術」
5月26日(日)「知られざるノウサンティズマ―地中海への眼差し」
6月 2 日(日)「前衛美術の勃興、そしてスペイン内戦へ」
時間|11:00?12:00(10:30開場)
会場|講座室
講師|当館担当学芸員
定員|40名程度(先着順)
参加費|無料(当日受付、どなたでもご参加いただけます)

会期2018年04月10日~2019年06月09日
開館時間10:00?20:00(最終入場19:30)
会場長崎県美術館 企画展示室
料金一般1,200(1,000)円、大学生・70歳以上 1,000(800)円、高校生以下無料
※( )は15名以上の団体料金。※障害者手帳保持者および介護者1名は5割減額。※会期中、本展観覧券でコレクション展にも入場可
休館日4月22日(月)、5月13日(月)、27日(月)
ホームページ http://www.nagasaki-museum.jp/exhibition/archives/1306
ミュージアム情報リンク長崎県美術館