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松浦市指定無形民俗文化財「和船競漕(せいぐろ)」

和船競漕(せいぐろ)

こどもの日は「和船競漕(せいぐろ)」

  地域の活性化や豊漁、子どもの健やかな成長を願って毎年「こどもの日」の5月5日に開催されています。
  三艘の和船に約10人が乗り込み、湾内に設置した浮き標間を一巡する往復300メートルのコースで浮き標にさした旗を取るタイムを競います。

<由来>
 和船競漕(せいぐろ)は、阿翁浦地区に古来より伝承されている行事です。
 起源はわかりませんが、文永11年(1274)及び弘安4年(1281)の2度にわたる蒙古襲来の際、松浦党が当時西の浦(阿翁浦港)から元の軍船に小船をもって夜討ちをかけた時の名残りという説と、動力船が無い時代端午の節句に若者の櫓さばきの鍛錬と、豊漁祈願や男子の健やかな成長を祈る行事として、漁民が始めたという説があります。
 和船競漕が今日の形になったのは、江戸時代の後半、安政の頃に「せいぐろ」として始めてからとも言われています。

開催日2024年05月05日~2024年05月05日
開催日時8:30
会場松浦市鷹島町阿翁浦港
見学料無料
大会実行委員会事務局阿翁浦地区事務所 0955-42-2911(平日・午前のみ)
ホームページ https://www.city-matsuura.jp/top/soshikikarasagasu/kyoikuiinkai/bunkazaika/5/4/6799.html