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長崎県立対馬歴史民俗資料館

朝鮮通信使

日本と大陸とを結ぶ島・対馬

対馬は朝鮮半島からわずか五十キロメートルほどの外洋に浮かぶ僻遠の島ですが、古代から朝鮮半島や大陸への要衝でした。そのような対馬に伝わる歴史資料、美術・工芸資料、民俗資料などの展示を通して対馬の歴史を紹介する資料館です。
室町時代には大陸系の仏像や経典、青磁などの文物が朝鮮半島よりもたらされました。特に、長松寺所蔵、本館寄託資料である重要文化財『高麗版大般若経』は高麗初彫版系大般若経として仏教文化史、海外交流史上たいへん重要なものです。
また、鎌倉時代後半から明治維新までおよそ600年の間対馬を治めてきたのが対馬宗家です。江戸時代に朝鮮との外交を取り仕切り、貿易を独占してきた対馬藩は、膨大な記録『対馬宗家文書』を今に遺しています。宗家文書は、現在、国内外7ヶ所に収蔵されていますが、そのなかでも本館が所蔵する文書・記録類はおよそ8万点におよび、最大規模を誇っています。対馬の藩政や肥前田代領の経営などの研究のみならず、近世の日朝交流を研究するためには不可欠の史料群であり、本館の核となる史料です。

開館時間9:00?17:00
休館日月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28?1/5)、資料整理期間(年1回、10日間)
観覧料無料
アクセス対馬やまねこ空港から対馬交通バス乗車(約30分)「厳原停留所」下車
同空港からタクシー乗車約20分
厳原港から徒歩15分、タクシー利用5分
駐車場無料(普通車約4台)
その他障害者用トイレ、スロープ
住所〒817-0021 対馬市厳原町今屋敷668-1
電話・FAX番号TEL 0920-52-3687 FAX 0920-52-1816
ホームページ http://www.pref.nagasaki.jp/section/edu-tsushima/
メールアドレス s40400@pref.nagasaki.lg.jp