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さかきばら郷土史料館 (島原市)

島原・武家屋敷で先人たちの生き抜く力を伝える

島原城下に残る美しいまち並みの武家屋敷。その北端に位置する設置者の名を冠した1989年開館の史料館です。同年に「島原市まち並み景観賞」を受賞するなど、武家屋敷と調和した静かな佇まいの史料館内には、島原の乱や島原大変などの歴史が紹介され、また設置者が戦後50年間をかけて収集してきた、人々のくらしを物語る生活用具が数多く展示されています。火打石や蝋燭、行燈など文明の成熟度がわかる「灯り」の変遷を辿ることができるほか、第二次世界大戦下のつましく苦難の生活の中で用いられた民具、また藩校の時代にはじまり、明治初期の太政官布告を機に大きく変わった教育制度までの有様が教科書や教具類など懐かしい資料を通じて紹介されています。伊能忠敬関係の書類など、こうした実物の展示による、先人たちの歩みや苦労、そして知恵を出して生き抜く力を子どもたちに伝えていく活動が県地域文化章や島原半島文化賞を受賞するなど地元でも高く評価されている史料館です。

開館時間9:30?17:00(土日曜、祝日のみ開館)
休館日平日
観覧料一般300(200)円 小中高生50円
※( )内は30名以上の団体割引料金
アクセス島原鉄道「島原駅」より徒歩10分 ※武家屋敷に隣接
駐車場無料(武家屋敷駐車場利用)
住所〒855-0053 島原市城西中の丁2034
電話・FAX番号TEL 0957-63-1255 (土日・祝日のみ) FAX 0957-63-1255
※休館日(平日)はFAXにてお問い合わせください。