ながさき歴史文化ネット

MENU

グラバー園

長崎港の大パノラマを見下ろす浪漫の地

1859年(安政6)に横浜、函館とともに開港した長崎には、外国人居留地が設けられ、南山手、東山手を中心にたくさんの洋風建築が建ち並んでいました。1974年開園のグラバー園は、日本で最も古い木造洋風建築である「旧グラバー住宅」(1863年、国指定重要文化財)が位置する旧外国人居留地の一角に、大切な遺構を保存しようと長崎市内に現存していたさまざまな洋風建築が移築されて形成されたものです。船の修理の間に乗組員たちが宿泊していた「旧三菱第2ドックハウス」(1896年)、日本人の設計で洋間と畳敷きの居間がある「旧長崎地方裁判所長官舎」(1883年)、かつては大浦天主堂の隣に位置した「旧ウォーカー住宅」(明治中後期)、ウラジオストクからもたらされた御影石の床と天草の石を用いた角柱が印象的な「旧リンガー住宅」(1868年頃、国指定重要文化財)、長崎に残る最大の石造りの住宅「旧オルト住宅」(1865年、国指定重要文化財)、東山手の丘に建てられたミッションスクール「旧スチイル記念学校」(1887年)、日本人シェフによる日本初の西洋料理店「旧自由亭」(1878年)という洋風建築が移築され、眼下の長崎港を望みながら、当時の長崎の町並みの雰囲気を楽しむことが出来ます。また園出口にある長崎伝統芸能館では、長崎の秋の大祭「くんち」が紹介されており、龍踊りの白龍、青龍、各町の奉納踊りを先導する傘鉾(かさぼこ)などが展示されています。

開館時間8:00?18:00(入園受付は17:40まで)
※ゴールデンウィーク、夏季、クリスマスシーズンは夜間開園を実施
※期間や時間は年度によって異なります。
10月10日から1月25日までの期間、18:00?20:00まで時間延長イルミネーションイベントを開催。
休館日無休(但し、施設整備のための休園有)
観覧料一般610(510)円、高校生300(240)円、小中学生180(140)円
※( )内は15名以上の団体割引料金、そのほか各種減免有
アクセス路面電車「大浦天主堂下」下車徒歩6分
もしくは路面電車「石橋」下車、グラバースカイロードに乗り徒歩(約7分)。
長崎空港連絡バス(出島道路経由)「長崎新地バスターミナル」下車徒歩15分。
「ながさき出島道路」出口より車で1分。
駐車場無し
その他障害者用トイレ、スロープ、車椅子貸出、授乳室
住所〒850-0931 長崎市南山手町8-1
電話・FAX番号TEL 095-822-8223 FAX 095-823-3359
ホームページ http://www.glover-garden.jp/
メールアドレス nagasaki@glover-garden.jp
主要付属施設 ショップ
カフェ(旧自由亭2階、グラバーガーデンカフェTOMMY)