ながさき歴史文化ネット

オランダの街で、ミュージアムめぐり

ハウステンボスではオランダ文化に関する資料が収集され、収蔵品は、オランダの民俗資料、オランダ絵画、貿易陶磁をテーマとする陶磁器のほか、ヨーロッパ各国のガラス工芸品、オルゴールなど多岐に渡り、その数は9,000点にのぼります。
ハウステンボス場内にはさまざまなミュージアムがあります。入国に近いところから、テディベアキングダム、ミュージアムモーレン、ギヤマンミュージアム、ポルセレインミュージアム、パレス ハウステンボスです。テディベアキングダムでは、可愛らしい表情をした世界各国のメーカーベアやアーティストベア約1,000体が展示され、この国のランドマークでもあるモーレン（風車）は、ミュージアムモーレンとして内部が公開され、その仕組みを学ぶことができます。ギヤマンミュージアムでは、ヨーロッパ各国の絢爛豪華なガラス工芸品が紹介されています。また、ポルセレインミュージアムでは、ドイツ、ベルリンにあるシャルロッテンブルグ宮殿の「ポルセレイン・キャビネット」を再現した「磁器の間」をはじめ海を渡って愛された古伊万里が常時200点展示されています。そしてパレス ハウステンボスの中にあるハウステンボス美術館では、収蔵品やさまざまな国内外の美術を紹介する企画展が開催されています。