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古陶磁美術館 緑青

波佐見青磁の名品を堪能する

波佐見焼四百年という節目に、また石丸陶芸株式会社の創業50周年を記念し、1999年に開館した古陶磁美術館。波佐見焼の歴史は、近隣の有田や三川内の陶産地と同時期の江戸初期に始まります。素朴な色合いの染付食器をはじめとして、1630年代に入ってからは三股地区で上質な青磁鉱が発見され優美な青磁が誕生し、美しいすんだ水色の釉薬がかけられた青磁は大村藩の保護のもと当時の有力者に献上され海外にも輸出されました。しっとりとした佇まいの美術館では、歴史的、文化的にも重要なこの波佐見青磁を中心に、繊細優美な染付と精巧緻密な技巧による透かし彫りなどを特徴とする古平戸などの長崎ゆかりのやきもの、そして献上用の白薩摩を中心とする豪奢な古薩摩そして古伊万里の作品もあわせて展示されています。また、隣接してショップ「あんちっく館」が設けられています。

開館時間9:30?16:30
休館日月曜、土曜不定休(観覧希望者は、事前に問い合わせのこと)
観覧料高校生以上200円
アクセス車で嬉野ICより約10分、波佐見有田ICより約5分、JR有田駅より約15分。
駐車場無料(10台)
住所〒859-3702 東彼杵郡波佐見町湯無田郷1053
電話・FAX番号TEL 0956-85-7890 FAX 0956-85-6616
ホームページ http://i-togei.net/ryoku.html
メールアドレス info@i-togei.net
主要付属施設 喫茶コーナー