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国指定史跡 旧島原藩薬園跡
島原藩の医学を支えた薬園
江戸時代の島原藩の薬園である「旧島原藩薬園跡」は、1929年(昭和4)に国の史跡に指定されました。江戸時代の薬園として、国の史跡に指定されている場所は、奈良県の森野旧薬園、鹿児島県の佐多旧薬園と島原市の「旧島原藩薬園跡」の3ヶ所しかなく、たいへん貴重な史跡です。1842年(天保13)、島原藩主松平忠誠(ただなり)によってシーボルトの門人・賀来佐一郎(佐之(すけゆき))(1799-1857)が医師として招聘され、島原藩の医学校「済衆館」で、西洋式医学を教授するようになりました。翌年に同校庭園に薬園が設けられ、薬草類が栽培されはじめます。その後、1846年(弘化3)に雲仙岳眉山のふもとに移転され、長い工事の末1853年(嘉永6)に完成したのが現在の薬園跡です。明治維新後、廃園となりましたが、1970年代より保存整備事業が行なわれ、石垣や貯蔵穴が復元され、薬草・薬木が栽培されています。
開館時間 | 9:30?16:30 |
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休館日 | お盆および年末年始 |
観覧料 | 無料 |
アクセス | 本光寺より徒歩15分。 島原鉄道「島原駅」前より車で10分。 |
駐車場 | 無し |
住所 | 〒855-0856 島原市小山町4703 |
電話・FAX番号 | TEL 0957-63-4853 |
ホームページ | http://www.city.shimabara.lg.jp/intro/pub/detail.aspx?c_id=51&redi=ON&id=3&pg=1 |