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平戸市生月町博物館・島の館

厚い信仰と勇壮な捕鯨の島

平戸市生月島は、長崎県の北西に位置する人口約7,000人の島です。島の館は、同島と平戸島を繋ぐ生月大橋の程近くにあります。平戸地方では1550年(天文19)ザビエル神父の布教を機にキリシタンの教えが広まりますが、江戸時代には長い禁教の時代を迎えます。しかし生月島では、キリシタンの組の信仰が密かに継承され、現在も、かくれキリシタン信仰として守り続けられています。また生月島では、1725年(享保10)益冨組による捕鯨業が始まり、江戸時代後期には西海各地で5つの組を経営する日本最大の鯨組へ発展します。島の館ではかくれキリシタン信仰について貴重な信仰資料や行事の映像で紹介し、また江戸時代の捕鯨の様子を当時の捕鯨道具・資料や大迫力のジオラマ(模型)で分かりやすく紹介しています。他にも海や大地の暮らし(民俗)や近海で捕獲された魚の剥製標本などの展示で、生月島の特徴ある歴史や文化、自然を紹介しています。

開館時間9:00?17:00
休館日年始(1/1・2)
※燻蒸等臨時休館有
観覧料一般500(450)円、高校生300(270)円、小中生200(180)円
※団体割引有(15名以上1割引、50名以上2割引、100名以上4割引)
アクセス佐世保市から車で約1時間30分
福岡市から車で約3時間(唐津・伊万里経由、伊万里から国道204号)
平戸市街地から車で約30分
JR佐世保駅からバスで約2時間(「平戸桟橋」乗り換え、「潮見」バス停下車)
駐車場無料(普通車56台、バス6台)
その他障害者用トイレ、スロープ、車椅子貸出、ベビーカー貸出
住所〒859-5706 平戸市生月町南免4289番地
電話・FAX番号TEL 0950-53-3000 FAX 0950-53-3032
ホームページ http://www.hira-shin.jp/shimanoyakata/
主要付属施設 ショップ