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西海市大瀬戸町歴史民俗資料館(大瀬戸図書室)

石鍋の一大生産地

西海市大瀬戸町は、かつて大村藩の支配下に置かれ、港町として栄えていた瀬戸村、石炭採掘や捕鯨を盛んに行なっていた松島村、薪炭生産などを行なっていた雪浦村、平家の伝説にはじまる多以良村から成っていました。資料館では、その大瀬戸町の歴史と人々の生活が紹介されています。特にこの地一帯から採掘される滑石(かっせき)は、縄文式土器の土に混入されるなど早くから用いられてきましたが、中世頃には石鍋と称される厨房具として加工されていました。西彼杵半島では多数の石鍋製作遺跡が発見されています。特に大瀬戸町のホゲット石鍋製作遺跡(国指定史跡)は11箇所もの製作遺跡が集中している場所で、日本における最大規模の生産地であったと推測されています。資料館では滑石製石鍋をはじめとする様々な石造物が展示されています。

開館時間火?金曜10:00?18:00、土・日曜9:00?17:00
休館日月曜、祝日、年末年始(12/29?1/3)
観覧料無料
アクセスJR長崎駅前より長崎バス「瀬戸板浦(桜の里で乗り継ぎ)」行き乗車(90分)「西浜」バス停下車。
駐車場無料(2台)
その他障害者用トイレ
住所〒857-2303 西海市大瀬戸町瀬戸西濱郷61-1
電話・FAX番号TEL 0959-37-0267
ホームページ http://www.city.saikai.nagasaki.jp/sightseeing/kankou/kakotonodeai.html