ながさき歴史文化ネット

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豊玉町郷土館

対馬一の密度を誇る遺跡群

対馬市の中央に位置する豊玉町には、縄文時代から古墳時代にかけての多くの遺跡があります。「文化の郷」内にある郷土館では、豊玉町の遺跡から出土した考古資料などが展示されています。1966年から翌年にかけての調査で同町内の佐保にあるシゲノダン遺跡・唐崎(とうざき)遺跡から、当時国内では出土例がなかった朝鮮系の青銅器が発見され、遺物は国指定重要文化財となりました。現在、国立歴史民俗博物館の所蔵となっており、郷土館ではその複製が展示されています。そのほか浅茅湾沿岸を中心に分布する数多くの遺跡も紹介され、縄文時代の遺跡であるヌカシ遺跡、住吉平(すみよしびら)貝塚、古墳時代の貝鮒崎(かいふなさき)古墳、クワバル古墳から出土した遺物等が展示されています。あわせて、同町の人々が伝承してきた民具、そして東泉寺の『五部大乗経』(県指定有形文化財)をはじめとする貴重な古文書も紹介されています。

開館時間9:00?17:00
休館日月曜、祝日の翌日、年末年始(12/29?1/3)
観覧料無料
アクセス厳原港から車で約1時間
対馬やまねこ空港からバス(仁位線)で約40分
駐車場無料
その他障害者用トイレ
住所〒817-1201 対馬市豊玉町仁位370番地
電話・FAX番号TEL 0920-58-0062
ホームページ http://www.city.tsushima.nagasaki.jp/culture/toyotama.html