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長崎市中の茶屋 [清水崑展示館]

茶屋でかっぱと遊ぶ

中の茶屋は、寄合町の遊女屋「中の筑後屋」が、江戸時代中期に茶屋を設けていたところで、「千代の宿(千歳窩/せんざいわ)」と呼ばれていました。民謡「長崎ぶらぶら節」にも唄われているように、花月楼と共に丸山最好の茶屋として、文人墨客が好んで遊び親しんだ場所です。1971年、周囲の住宅街の火災により史跡内にある建物が全焼し、庭園だけとなってしまいましたが、1976年に建物部分が旧態に近い形で新築復元されました。また同年長崎市指定史跡となり、中の茶屋内に設けられた清水崑展示館では長崎市出身の清水崑(1912-74)の活動が紹介され、長崎市所蔵の原画約3,400点の内約100点ほどが随時展示されています。清水は、長崎が生んだ日本の漫画界の第一人者で、風刺漫画や昭和20年代後半から40年代初めにかけて描かれた「かっぱシリーズ」が知られています。

開館時間9:00?17:00
休館日月曜日(祝日を除く)、年末年始(12/29?1/3)
観覧料一般100(50)円、小中学生50(30)円
※( )内は15名以上の団体割引料金
※庭園見学は無料
アクセスJR長崎駅前から路面電車1番「正覚寺下」行き「思案橋」下車徒歩10分。
長崎バス「長崎駅前南口」バス停から10番「田上」「茂木」行き乗車「思案橋」下車徒歩10分。
駐車場無し
住所〒850-0836 長崎市中小島1丁目4番2号
電話・FAX番号TEL 095-827-6890 FAX 095-827-6890
ホームページ http://www.city.nagasaki.lg.jp/kanko/820000/828000/p023993.html
主要付属施設 茶室・和室