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長崎市永井隆記念館

平和を願いつづけ、自分のように隣人を愛した人

永井隆博士(1908-51)は、放射線物理療法に従事する中での被曝、そして原爆落下中心地からわずか700mの長崎医科大学での被爆によって重傷を負いながらも、原爆被災者の救護活動に尽力。やがて病勢が悪化し寝たきりとなってからも、浦上の復興を願い『長崎の鐘』(1946年脱稿)などの多くの著作を残しました。また戦後の子どもたちの心を少しでも豊かにしようと、1950年に私財を投じて子どものための図書室「うちらの本箱」を開設。その後、海外からの寄贈等を受け、博士歿後の1952年に長崎市立永井図書館が開館しました。1969年に長崎市立永井記念館と改称され、博士の遺品や書画、写真等もあわせて展示されるようになり、2000年に長崎市永井隆記念館としてリニューアル・オープンしました。敷地内には博士と二人の子どもが暮らした二畳一間の「如己堂(にょこどう)」も残されています。隣人愛による恒久平和を訴え続けた博士の精神と遺徳を顕彰し、その願いを広く発信し続けています。

開館時間9:00?17:00
休館日年末年始(12/29?1/3)
観覧料一般(15歳以上)100(80)円
※( )内は15名以上の団体割引料金
※小中高生および2階図書室の利用は無料
アクセス路面電車「大橋」電停下車徒歩約10分。
「長崎駅前」バス停から長崎バス8番「下大橋」行き「如己堂下」バス停下車徒歩約1分。
駐車場無し
その他障害者用トイレ、スロープ、車椅子貸出
住所〒852-8113 長崎市上野町22-6
TEL 095-844-3496 FAX 095-844-3496
ホームページ http://www.city.nagasaki.lg.jp/peace/japanese/abm/insti/nagai/index.html
メールアドレス nagai-takashi@mxb.cncm.ne.jp
主要付属施設 図書室