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長崎市高島石炭資料館

日本初の近代洋式炭鉱

高島炭鉱は、古くは江戸時代から採炭が行なわれていましたが、1868年(慶応4/明治元)佐賀藩と英国人商人グラバーによって北渓井坑(市指定史跡)が開坑され、日本初の近代洋式の採炭法が取り入れられました。その後は、三菱の経営となり、高島は、石炭産業を唯一の基幹産業として明治、大正、昭和にわたって発展してきました。また軍艦島の通称で知られる端島も高島炭鉱の優良坑の一つでした。しかし、国の石炭政策の変更等によって端島炭坑は1974年、高島炭鉱は1986年に閉山し、その歴史を後世に伝えるため高島石炭資料館が設けられ、当時の写真や採掘に使われていた機器や道具などの貴重な資料が展示されています。また資料館前の緑地広場には、端島炭坑(軍艦島)の操業当時の模型(1/100)が設置されているほか、高島坑内を走っていた機関車や給水車が設置されています。

開館時間9:00?17:00
休館日年末年始(12/29?1/3)
観覧料無料
アクセス高速船(長崎汽船):大波止ターミナルから高島港まで約35分。高島港から徒歩2分。
軍艦島クルーズ・高島経由コース(高島海上交通)
駐車場無し
住所〒851-1315 長崎市高島町2706-8
電話・FAX番号TEL 095-896-3110(高島行政センター) FAX 095-896-2293(高島行政センター)
ホームページ http://www.city.nagasaki.lg.jp/kanko/820000/828000/p000836.html