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電力の鬼”松永安左エ門記念館、ふるさと資料館”

電力の鬼・松永安左エ門の生涯

壱岐市石田町出身の「日本の電気王」、「電力の鬼」とも称された松永安左エ門(やすざえもん)(1875?1971)の功績を伝えるため生家内に建てられた記念館。松永は、慶応義塾で福沢諭吉の教えを受け、1910年(明治43)の九州電気設立を契機に電気事業に着手、全国的に活躍の場を広げました。戦時下には国家管理化におかれることに反対し隠居を決意しましたが、戦後、電気事業の民営化や料金値上げなどの電気事業の再編の中心人物として再び活躍するなど、日本における電力の歴史を牽引し続けました。また隠居中には、耳庵(じあん)と号し茶人としても近代の三茶人のひとりと称されるに至り、茶器等のコレクターとしても広く知られるようになりました。建物入口には、松永が1909年(明治42)に設立した福博電気軌道(1979年廃止、後の西日本鉄道)の懐かしい電車が置かれ、館内には身の廻りの品や、後藤新平や犬養毅首相からの書等が展示されています。また民俗資料などを展示するふるさと資料館も併設されています。

開館時間9:00?17:00(最終入館は16:30)
休館日毎週水曜日、年末年始(12/29?1/3)
観覧料高校生以上100(80)円、小中学生50(40)円
※( )内は15人以上の団体割引料金
アクセス田印通寺港から徒歩10分
壱岐交通バス「郷ノ浦」から印通寺方面行乗車(約20分)「マリンパル」下車徒歩5分
駐車場無料(普通車3台、大型バス3台)
その他スロープ
住所〒811-5214 壱岐市石田町印通寺浦360番地
電話・FAX番号TEL 0920-44-6688 FAX 0920-44-6688
ホームページ http://www.city.iki.nagasaki.jp/kids/town/info.php?id=9&kind=1